オデルマットの前後差をつけるスタイルについて
前後差は一般的に良くないとされているが、マルコ オデルマットは意図的につける
それをターン終端まで維持していると言えばそうでもない、少なくとも外足の重心の下に踵がくるようにしている。
前後差をつけてターン始動に臨むと何が良いのか?
外足の前の方にCoPを簡単に持って来れる。スキーの有効エッジに対しての真ん中はトーピースより前なのでそこにCoPを合わせるためには内スキーを前に出してもその位置まで腰を前に出す方が外足の骨格的には有利である
何が不利なのか?
ターン後半までその前後差のまま引っ張ったり、踵が重心より後ろであると CoPとCoMの距離を長くする動作をした場合、スキーの横方向に対して力がかからず 重心とスキーの中心が前後方向にズレる仕事にパワーが使われて遅くなる。
ターン前半で前後差つけて押すのは慣れればできる そこから外足を前に送っても減速しない区間で送ることができるかが難しい
前半でスケーティング方向に押し切るまでは送らず押し切ってから 踏んで立ち上がりに行く手前までに前に送り切って、立ち上がりに行く時はCoP CoMの距離を長くする操作のみで板が後ろに流れない位置にあるのが理想だろう。
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