Thursday, April 24, 2025

同じことをやり続けることには創造性がないとはいえない むしろすごく有る。

同じことをやり続けることには創造性がないとはいえない むしろすごく有る。



同じことをやり続けると創造性がないと思われがちであるが、全く同じことをやっていても創造性を発揮しつくす事ができる。


実際にその方法を刑務所で掘った穴を埋める作業に従事しているとして考える。


現実世界は観測することによって変化する。ただ感じるだけで対象は変化するのだが、現時点に集中して眼の前の世界を観測し、なおかつ自分の目的のイメージを明確に持つ努力をすることで現実は変わっていく。収監されたまま外部と交流せずに死んだとしても、考えたバイブレーションは外へと伝わっていく。


サモア人が集団で海岸でいつまでも夕日を見続けている 何もしていない民族だみたいなテレビ番組があったけれども、あの状態にものすごい遠くの目標を設定して戦う集中を混ぜた状態が同じことをやり続けるけど、とても創造的な状態なのだ。


現実問題これを信じられる人は少ないし、やり続けられる人も殆ど居ない。


しかし、全く無意味と思えることをやっても、今ここに集中し切ると現実世界からのフィードバックが増して座っているだけでめちゃくちゃ楽しいのだ。

その状態に常に入れるとも限らないし、それが公正な世界を作るとも限らない。

しかし、社会的に満たされるために色々会社をやったり家族を持ったりしても結局のところ何にも変わらないで老人になる人も居る。一方同じことをやり続けると、この行為を何故行っているのかを考え、それすらも考え尽くすと今ここにいる意味や目的について考えざるを得ない。


人間は好きに歩かせると同じ場所に戻ってきてしまうワンダリングサークルという現象がある。

真っ直ぐ歩くためのガイドが必要なのだ。


社会的な生活は最低限のやる気を要求してくるのである程度以上サボらないように追い込む事はできるけれども、外界からの欲望の刺激がランダムすぎるので、同じことについて考え続けるのにはとても不向きである。


全く同じことをやり続けることで、それ以外の変化に敏感になり、今まで意識が向かなかったことについて考えざるを得ない状態になり、なおかつ同じ方向にむかって進み続けることができる。


全く創造性のないことをやり続けているように見える場合、大抵はワンダリングサークルを描けるような僅かな自由度があるのだ。

座ってネットサーフィンしているだけでお金がもらえる窓際族であっても、色々なサイトを見続けてももっと面白いことを探す方法がわからなかったり、

コンビニバイトをずっとやり続ける過程で歩き方や立ち方の練習ができなかったり、やる気と努力できる機会のミスマッチがあって創造的な単純作業が発生しないのだ。

全ての単純作業に実行できるほど具体的で簡単な練習する楽しみがあればよいのに。

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