Thursday, May 22, 2025

通貨の受容性とその拡張

 評価を読み取ってそれをどれぐらい信用するかという通貨の受容性と 通貨操作権がどれぐらいほしいかという通貨の受容性は違うのか?


一般に通貨受容性とは 人々がその貨幣を価値のあるものとして認め、自発的に受け入れ、使用しようとすること

https://zeirishi.yayoi-kk.co.jp/questions/1148


これ以下の要素に分解して

 価値あるものとして認める 価値認識

 自発的に受け入れる 自分の価値観への組み込み

 使用しようとする衝動 表現の選択肢としての受容

 交換可能性が極めて高いこと 汎用性 

に分解する


交換を分解する

買い手にとって売り物に価値があるときのみ 売り手がいくらで売るかの価値認識を他人に表示して買い手がそれに注目する。

売買が成立した瞬間のみ 相手の価値観が自分の価値観と一致したことが保証され 自分の価値観へ組み込まれている 一般にはそれが外部に表示されれず、ブランド物などをもっているとそれが外部に表示される。

その価値観をつけた通貨の通貨操作権を他人から獲得して自分が使うことで 表現の選択肢として受容されたことが他人に表示される。

ブランド物を持ち歩くことは表現の選択肢として受容していることを示す。

お金は通貨操作権のうち付与権を他人から獲得して付与して買った瞬間に相手に付与権ごと付与主体を移転して、飼い主側が付与権を持つと解釈できる。

講師されていない通貨付与権の数が所有しているお金の数

この動作で省略されている範囲をブランド物をもったり、家を持ったり、まともな身なりをすることでしか示せなかったのが通貨の操作権を拡大して通貨の上体をより精密に他人に対して公開することでその制限を無くする。



価値認識をしても自分の価値観への組み込みはなされない場合がある。例えば、金を認めないけといやいや使う



昔は価値認識をするために一物一価ではなかったので相手とその都度交渉して決めていたし、あんまりにも相場と違う評価をして交渉が決裂しないように評価を推定する努力をしていたのだが、値段を表示するというもう当たり前だけど革新的な技術によってそれがなくなった。値段比較サイトはそれの進化版である。

ということは、汎用性のみを高くすることで 価値認識 自分の価値観への組み込み 表現の選択肢としての受容 を高くしていたのが、 価値認識のしやすさをシステムによって高くすることで、 自分の価値観への組み込み 表現の選択肢としての受容 を高くすることに成功した。

次の段階として、価値認識のしやすさをシステムによってより強化し、自分の価値観への組み込みがされているかどうかを通貨による主体の検索後に主体をクリックして画面遷移しているかなどのグーグルアナリティクスなどで分析可能な要素を使って測定し、それを他者へと共有することで、価値観の共有のされ方を可視化して、仲間を作ってユーザーに取って新しい価値観を受容しやすくする。



既存の基軸通貨では通貨操作権の需要と付与された通貨に対する信頼性が相関関係にあった。この間の相関関係がなくてもよいように変更する。

操作する必要がなくてもその価値観を受容していることを他人に対して示せることで社会の安定性を増す。受容させておくために、操作する権利を欲しくなくても欲しがるようにしておかないとだめだった。そのために無用な争いが起きていた。



何を信用しているのか 誰が発行しているのかを明確にして世の中の常識を可視化することができ、それを操作する余地が生まれる。

万能の通貨操作権をもっていなかったとしてもそれに関与できる可能性が生まれる。

通貨の操作権がなくてもその価値観を作ることに小口の努力で参加可能。通貨全体に対しての影響がなければその価値観を操作することが不可能だった。大口参加者のごく一部だけが価値観を決めるのではない。

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