Saturday, December 20, 2025

投擲と跳躍を一つの目的で統一する

 跳躍や走行など自分が移動することが目的のトレーニングと、投擲など何かの物体を移動するのが目的なトレーニングがある。


それぞれのトレーニングの特徴

投擲のトレーニングでは先端を長い時間をかけて加速する方法、出力したときに壊れにくい部分から力を発揮する方法が発達している。

走行のトレーニングでは、筋肉が長い場合の伸張反射なしで瞬間的な力を発揮するための練習や出力の場面を細かく区切った最大出力の大きい練習が発達している。

それらを一つの目的で統一する場合どうするのか?

投擲のトレーニングは自分を投げる物体だと考えて応用する方法がある。

例えば、足の先や膝関節股関節もゼロポジションぐらい厳密に固定しておいて胴体部分を動かして出力する。

走行のトレーニングを投擲に当てはめる方法

同じフォームでの最大出力を増す固定したものを持ち上げたり、ネガティブトレーニングをする。投擲で厳密にゼロポジションをとって怪我をしなくなったら、そこで思い切り負荷をかけて逆方向に動いてしまう状態にしてそれに抵抗する。

今の投擲の典型的な練習には1サイクルが早く実行されすぎるものがおおい。1投球が1分ぐらいで実行できるようなゆっくりとした練習がもっと必要。

走行の練習では胸の伸展を大きく使って投球に応用しても十分な可動域を確保できるような練習が少ない。手や胸椎まで使い切るバリエーショントレーニングが求められている。


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