Sunday, September 8, 2024

プロトコル 言語 コミュニケーション方法

この話は生物以外の存在についても成立するが、イメージしにくいので、特に生物でも人間に限定して記述している箇所がある。非生物へ適用を拡張した場合は、別に書く予定だ。


言語

記述の純粋度

数的表現が最も高い


プロトコルとは?


互いにコミュニケーションするときの方法のことである。

インターネットでは TCP/IPという有名な方法があります。

自然言語では日本語など、いろいろな言語があります。

テーブルマナーも一種のプロトコルですし、天真体道もそうです。


人によっては得意なプロトコルが違います。


プロトコルというのは情報を交換するためだけに使う存在で 情報を解釈したり保管することについて使わない気もするが、よりミクロな世界の情報交換規則がメタ的なプロトコルから見た 保存規則や解釈規則だと定義しました。


良いプロトコルとは?


良いプロトコルが備えている特徴


送受信を時系列順に並べた特徴


送信のしやすさ

送信する時の負担が少ない

送信する時に自分が得意な情報の操作方法で情報を操作したい


受信のしやすさ

受信する人間が情報を解釈して臨場感を持つために必要な労力が少ないこと


伝送時の情報の変化が受信側送信側にとって利益があるもの

伝送時に適切に変化するプロトコルは良いプロトコルである。信号が減衰しなければ、伝えなくても良い人にまで伝わってしまう。



純粋な記述を正しく理解するための動機づけの程度から見た特徴


定義の厳密さ



定義の理解しやすさ


理解したかどうかPDCAを回しやすいか?

理解したかどうか 快感 不快感という最も根源的な感情でフィードバックができ、数値で客観的にその成果を計測して、行動を修正する動機付けができるか?


理解させるためのUiが発達しているのか?


信頼するための動機付けがしやすいか?


どうしたら信頼してもらえるかは後述



評価の交換

信号を送受信したときにの意味のズレが最も少ないのは、誤り訂正ですべての信号正しく届き、送受信者がそれを最も純粋な記述として解釈した場合である。

その場合を定量的な情報の交換と呼ぶ。


プロトコルとはどうしたら使ってもらえるのだろう


良い特徴を備えていることを、送受信者以外の第三者が観測して使ってもらえると考え寺使ってもらえる。


そのプロトコルを信頼して、自分が観測している情報のなかで、自分にとっては不要であるが、他人が必要な所有物があれば、それを他人に与えることで、利益を得られるのであれば、そのプロトコルを使って、他人と通信しようと考える。

プロトコルが信用されて使われてるための要素


  ルールに従って、検証されているので信用に値すると考えられている。他人が信用してそれを再検証せずに使っていることを観測すると その価値観が存在することを認識できる。

さらにその価値観を自分が信用する可能性は、信用したことで利益があることが分かれば上昇する。

解釈可能性がより少ない形で他者から観測可能な報酬を獲得する


誰がどれだけ信用して、その結果どれだけ利益を得ているのかを簡単に比較できれば、その基準を信用しやすくなる。比較しやすくなるということは優劣が一番わかりやすく計測されるので、競争が激しくなりやすい。目標が明確になる。


最も純粋な記述で誰が優れているのか解釈の余地が無く理解力が最低レベルでも単純な大小関係で比較可能だということはどんな人間からも、そに評価の大小関係が自分の求める利益に少しでも関係あるなら 優越していると認められる。比較が難しいプロトコルでは、評価を信じている人間であっても大小関係で解釈の余地なく比較できないので、羨望する存在の量が前者と比較して少ない。 

具体例


例えば、あるプロトコルを信用したことで自らが所有する価値が認識でき、なおかつそれが数的表現として相手と比較可能になれば、信用する可能性が上がる。自らの価値が高まる利益があるから。


再検証せずに解釈しやすい形であるか?

信用するとしても、解釈するのが難しければ信用できない。

どのようにしたら解釈するための労力を下げることができるのか?


プロトコル選択の自由


まず、自分が扱うのが得意なプロトコルを選択できるようにする。

全てのプロトコルを解釈可能性がより少ない形で他者から観測可能な報酬を獲得できるようにする。


表示するためのUIの改善。


特に、Mixed Reality が有効


努力なしにプロトコルを保存するために


使う人が居なくなった消滅するのではなく、記録だけの状態になってもすばやく生きたプロトコルに戻せるようにする。


コレクティブエフィカシーを作る

数的表現と結びつくと、交換しやすくなる。

本能と結びつくと、その表現に対する理解に情動が加わり、精神の最も身近な自然である体を通して意識がその外側の世界とつながりやすくなる。

プロトコル内


使用するプロトコルが決まったら、それを二者間で交換する。

交換する事によってより情動が動くようなプロトコルがほしい。

全ての欲望に訴えかける力が強いこと

特に、所有欲、名誉欲。誰が得をして権力を持っているのか、一番純粋な記述で表現されていて、評価可能であること。その評価を交換するためには、自分の欲望と理性の両方がある程度一致して、交換するという行動を起こさなければならない。その結果、通貨性の低いプロトコルに比べて、高いプロトコルの方が情報の交換によってより情動を大きく動かすことができる。



プロトコル間

対象Aと対象Bと対象Cが存在するとして、
ABがプロトコルxを理解しているとして、xの通信を観測したプロトコルyを理解するCがxを使用してAとコミュニケーションすると、コミュニケーションACを観測したDがACを参考にして、プロトコルxyの交換プロトコルzを提案し、それを使用する。

このプロトコルzがプロトコル間の交換プロトコルとして、多くの人に信頼されれば、プロトコル間で数的合理性がなくても、xyzプロトコル全てを使用できるマルチリンガル能力を維持するコレクティブエフィカシーが働く。

別の言い方をすると、プロトコル間の相互の交換ができるプロトコルが形成されるとプロトコル間での交換が発生し、プロトコルをまたいだコレクティブエフィカシーが発生する。



理性と本能 無意識と意識の相互関係


理性による選択が無意識に反映される例

姿勢を良くするという選択が、無意識に自分を積極的にする。



まとめ 良いコミュニケーションをするため

情動と理性の結びつきを高めるために

システムは全て信用すると効果を発揮する。 ラポールが必要なのだ。


意識的にコミニュケーションするのではなく無意識で最適な解釈を行い 意識はただ楽しさを観測するようにしたい。


 信頼の程度を一人の力では無く 集団的集中 コレクティブエフィカシー によって強化可能にするためには、純粋な記述によって集団で同じ論理を集団で理解して、それを自らの報酬系 (ドーパミンが出るという意味で) と密接に関連づけ、現実の空間の制約を数的空間による情報の拡張性 (簡単に次元が増やせ、数字を増やせば無限に大きい量を記述できる) によって乗り越えて行く。逆に、数学的表現によって打ち立てた理論に現実空間の情動を付与することも通貨の形式をとるこだ。それにとって他のプロトコルよりもコレクティブエフィカシーの形成がやりやすくなる。


理性を働かせるためには本能の力を強くしないとダメだが、欲によって理性は歪む。目標を達成するために欲望を使ってドライブするが、欲望によって最適化できないことが少ないシステムがほしい。


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