AIに聞いてみるとそんな心理実験があると教えてくれるのだが恨みを持っている人間をアンケートで抽出して対照群をつくって何らかの作業をさせて得点を比較するとしても、なんの役にも立たなさそうだったので、心理実験を調べるのはやめた。せいぜい病気との関連性がわかるぐらいではないのか?
恨みは社会連帯を強めるのか?
恨みによって社会連帯や創造性が増すのであるならば、楽しさのみで駆動する社会よりも効率が良いと合意を取れるので、それらの感情に配慮して政策決定をするように説得できる。
現状のシステムから非連続的に別のシステムに移行するときに、現状のシステムの努力を生産してから次のシステムに移行したい。そして、その価値観で保たれている個人の検疫を侵害せずに消費し切る期限を付けたり、次の有利な地位を締める手続きに合意してから転換したい。
既存のシステムで悪をなすことを正当化できる場合はどのような場合か?基準を示せ
非連続的に変化する良い改善案があるとする
戸籍と夫婦別姓問題に当てはめる
苗字はある程度の国籍のシグナリングになる。女を屈服させる象徴でもあり、女の声がデカくなると社会が不安定になる恐れがある。
苗字を同じにしないことによって相手が屈服せずに法的な婚姻関係の保護を与えて税制的に有利にしなければならないと考えている。
夫婦が別の苗字になったときに子供がどちらを選ぶかで揉める問題が出てくる。
これを食い止めたい勢力Aの利益を守りながら
個人単位に識別子を割り当てるようにしたい。
Aの利益を害さないような状況を継続したまま、個人単一に識別子を割りふる。
保守的でない方法
戸籍制度を一旦やめて、一度祖先の情報を得にくくしてから、個人単位の識別子を割り振ったデータベースを使うように変更してから、祖先の情報を得る機能を付け加える。
どっちかの苗字が自動的に子供に付与されるように結婚時に決定する。
相手の要求を把握するためにポリコレに反する願いを表明しても許されるサンドボックスを設けるべき。今の社会はあらゆるところにサンドボックスがなさすぎるし、表明しても良い意見の限界に暗黙の制約がかかりすぎている。暗黙の制約が多い世の中は宮廷の儀礼みたいなものでそのような石による配慮でしか成り立たない世界は維持するコストがどんどん高くなっていって無意味な儀礼が多くなっていく。それによって崩壊する。本音を言う社会と儀礼が多い社会の対立
儀礼が多い場合は暗黙知で進めていけるような課題が多い場合に有利、何もわかっていな時代はローコンテキストでサンドボックスが壊れにくくてどこにあるのかはっきりしている社会の方が良い.
恨みを持ちやす人間は多ければ、古いシステムの利益関係を生産せずに新しいシステムに移行することはやりにくくなる。社会の安定性を増すし、新しいシステムが考慮できない要素が多くなる場合、すんなり移行できると楽観的に見積もってしまうことを防げる。
恨みがましいとは、既存のシステムの利害関係に執着することで、新しいシステムの不具合を顕在化させるために使える。
昨今の保守政党の躍進も恨みを軽視して新シシステムを改良しないので揺り戻した来ているのであろう。単なる電子的ソフトウェアでできているシステムである場合、恨みを考慮しなくても移行はできるのだが、そのシステムで実現している利害関係の精算を考慮に入れておかないと、電子的なプログラミングで解決できない問題が起きるので、配慮が必要である。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hokkaidoshakai1988/10/0/10_0_132/_pdf